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梅毒血清検査を調べる |
梅毒とはトレポネーマ・パリダムと呼ばれる微生物によって起こる病気です。
代表的な性感染症の一つで、治療薬として抗生物質が登場して以来、患者の数は激減しましたが、近年、患者数が増えてきている傾向があります。
梅毒は主に性交によって感染しますが、胎盤を通じて母胎から胎児に感染することもあります。そのため、梅毒検査は妊娠や手術前、健康診断に欠かせない検査となっています。
梅毒検査には大きく分けて二つの方法があります。
@ STS検査(緒方法、ワッセルマン法、ガラス板法、RPRカード法など)
牛からとったカルジオリピンという脂質を抗原とし、血清中の抗体と反応するかを調べる方法です。
A TPHA検査(TPHA法、FTA-ABS法など)
梅毒の病原体そのものを抗原とし、血清との反応をみる検査です。
梅毒検査の結果解釈
・ STS(−)、TPHA(−)…梅毒非感染、感染直後(1週間以内)
・ STS(+)、TPHA(−)…顕性梅毒、生物学的偽陽性
・ STS(+)、TPHA(+)…先天性梅毒、梅毒治療中
・ STS(−)、TPHA(+)…梅毒治癒後
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・梅毒感染を疑うとき
・手術時、内視鏡検査、健康診断等のスクリーニング検査として
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結果についての注意事項 |
基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。 |
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売り切れの際はご容赦ください
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