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ウェゲナー肉芽腫症
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難病指定をされている血管炎のひとつです。上気道や肺に発症した場合、血管が腫れて閉塞し、その炎症により肉芽腫ができます。腎臓だと腎炎が、末梢神経だと血行が悪くなり末梢神経障害がおこるなど、発症場所によって症状が異なります。 |
発熱や関節痛、鼻水、鼻づまりなど、最初はかぜのようですが、その後目の充血、難聴、せきや血痰がでたりします。腎炎をおこすと、尿たんぱくが確認され、さらに腎機能が低下すると尿毒症になったりもします。 |
はっきりとは分かっていませんが、血液中にある好中球という細胞の細胞質の抗体が関係していると言われています。また、なんらかの感染症が原因であるとも推測されています。 |
血液検査で抗好中球細胞抗体があり、上下気道の炎症、腎炎などの症状があると発症が疑われます。診断を確定するために、炎症をおこしている組織の一部で生検を行う必要があります。 |
ステロイド剤や免疫抑制剤(シクロファスファミド)で治療します。軽傷の場合、抗菌薬のST合剤が効く場合もあります。 |
症状が悪い間は安静にしている必要がありますが、軽くなれば日常生活を普通に送ることができます。 |
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