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アレルギー性紫斑病
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アレルギー反応により血管に炎症がおこり、血管から皮膚や粘膜の下に赤血球が出やすくなって内出血をおこします。そこが紫に見えることから、紫斑病といいます。この病気は、2〜10歳位までの子供が多いようです。 |
じんま疹のような盛り上がった発疹や赤い発疹が、からだの左右同じ場所にできます。数時間後には、その発疹に紫斑が現れます。紫斑ができやすいのは、下腿の前部やおしりなどです。関節の腫れや痛み、腹部の痛み、吐き気や下痢を伴います。発熱やだるさ、頭痛などの症状がある場合もあります。血管炎が腎臓まで及ぶことで腎炎をおこし、タンパク尿や血尿がでることもあります。 |
食物、虫刺され、細菌やウイルスの感染などがありますが、扁桃腺など上気道の感染が多く見られることから、それも一因と考えられています。また、薬剤の使用によって紫斑を発症した場合も、アレルギー性紫斑病と診断されます。 |
問診により、過去3週間以内に扁桃炎などの感染症にかかっていなかったか、虫に刺されなかったかを確認します。その後、血液検査や尿検査を行い、皮膚状況などと併せ総合的に判断されます。 |
多くは、約4週間ほどで自然に治るため、特に治療する必要はありません。しかし、まれに腎臓や肺、消化管や脳に出血している事があり、症状がひどい場合は入院治療が勧められます。免疫抑制剤やステロイドが使われる事もありますが、治療の基本は自然治癒を待つことです。 |
腎炎などをおこしても、通常1年以内に治ることが多いので、激しい運動を避け安静に暮らすよう心がけましょう。定期的に血液検査や尿検査を受けることが必要となります。 |
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