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TT(トロンボテスト)
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トロンボテストはビタミンK依存性凝固因子(U、Z、]因子)活性を総合的に測定し、経口抗凝血薬のコントロール状態を知るための検査法です。
トロンボテストでみた抗凝固療法の治療域は6〜15%で、5%以下では出血の危険性が増大します。最近、PTのINRによる治療域の基準化が進められており、この治療域は2.0〜3.0です。
また、凝固因子の阻害作用をもつPIVKA-II(ビタミンK欠乏性蛋白-II)の影響を受けます。
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・経口抗凝血薬(ワルファリン)の治療効果
・ビタミンK欠乏やPIVKAの存在
・F.U、Z、]の先天欠乏や、肝障害、播種性血管内凝固症候群(DIC)などによる複合性凝固障害
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・経口抗凝血薬(ワルファリン)の治療効果のモニター |
低値(短縮)の場合
ワルファリンによる経口抗凝固療法、U、Z、]因子の先天欠乏症、ビタミンK欠乏(抗生物質長期連用、長期経静脈栄養など)、ビタミンK吸収障害、重症肝障害、播種性血管内凝固症候群(DIC)、循環抗凝血素の存在など
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結果についての注意事項 |
基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。 |
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売り切れの際はご容赦ください
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