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| 咽頭結膜熱を調べる |
| アデノウイルスによる感染症で、幼稚園や小学校に通う子供がかかりやすく、高熱やのどの腫れ、結膜炎などをおこします。学校などのプールで集団感染することが多いので、別名プール熱ともいいます。 |
| まず寒気がして、その後３９〜４０度の高熱となります。のどが赤く腫れ、首のリンパ節が痛む「のどの症状」と、結膜炎で目が赤くなり、ごろごろして痛む「目の症状」が出ます。同時にせき、たん、鼻水、下痢や腹痛などをおこすこともあります。 |
| 多くはアデノウイルスの３型でおこりますが、近年７型といわれる新しい型も感染源となりました。春や夏に比較的多く発症します。 |
| のどを綿棒で拭い採取された液で、ウイルスを確認する検査を行います。 |
| 特効薬はありませんが、熱が高くてひどいときは解熱剤を服用するなど対処療法が行われます。療養中は、水分や栄養の補給を心がけましょう。また、目の二次感染を防ぐため、点眼や軟膏が処方されることもあります。 |
| 予防が大切なので、うがいや手洗いを積極的に行いましょう。水泳前後のシャワーや洗顔、うがいも大切です。学校伝染病なので、主要症状が消えても、２日経過しないと登校することはできません。 |
| 記載疾患に関する注意事項 |
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