からだの病気一覧 -化膿性関節炎-  血液検査は病気予防と健康チェックの基本です。 

血液で分かるからだの病気
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化膿性関節炎を調べる

  化膿性関節炎とは


細菌の感染によって、関節の中が化膿する病気です。


  症状


関節の急激な痛みと同時に、関節は赤く腫れあがり、熱をもちます。発熱で寒気や震えをともなうこともあり、化膿した関節は痛みで動かすことができなくなります。


  原因


関節の中まで達するような深い傷を負ったために細菌が関節の中に入り込んだり、敗血症、扁桃炎、膀胱炎、など、ほかのところの感染巣から細菌が血流に入り、離れた関節に流れ込んで感染をおこしたりします。また、化膿性骨髄炎が関節に広がっておこることもあります。


  検査と診断


関節に溜まった液を注射で抜き、原因となる菌を検出します。また、関節液に含まれる細胞やたんぱく質、糖分なども調べます。


  治療

以前は関節をギブスで固定し、冷やしながら抗生物質の点滴を行っていましたが、現在では早急に関節鏡を用いて関節内を大量の洗浄液で洗浄して膿を洗い流し、炎症性肉芽も切除し、徹底して細菌を関節から取り除きます。




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