からだの病気一覧 -花粉症-  血液検査は病気予防と健康チェックの基本です。 

血液で分かるからだの病気
- 血液検査で病気予防と健康チェック -

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病気は早期発見、早期治療が肝心です。

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花粉症を調べる

  花粉症とは


植物の花粉が、鼻や目の粘膜に付着し、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、涙目、目のかゆみなどのアレルギー症状をおこすことです。


  症状


鼻の症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の症状としては、目のかゆみ、結膜の充血、涙目、異物感などがあります。その他、のどの痛みや痒み、外耳道の痒み、熱や頭痛、倦怠感、喘息をおこす場合もあり、症状にはかなり個人差があります。


  原因


花粉が粘膜に付着することで、後天的な免疫が作られ、再度接触することで過剰なアレルギー反応をおこします。アレルギーをおこすアレルゲンの花粉は50種以上ありますが、スギ花粉のように特定の時期に限って症状が出る場合は、その花粉が原因と考えられます。


  検査と診断


血液検査や鼻水・涙の中に好酸球という細胞が増加していることで、アレルギーということが判断できます。また、採血した血液に色々なアレルゲンを入れて、原因となる花粉を確定するRAST法などを行います。花粉による鼻粘膜の反応を確認する鼻粘膜誘発試験を行うこともあります。


  治療

根治する方法はなく、もっとも大事なことは、花粉との接触を避けることです。症状がひどい場合は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬、副腎皮質ホルモンなどの薬物療法で各症状を抑えます。最近では、鼻粘膜のレーザー手術や、免疫療法が行われることもあります。


  日常生活の注意

花粉症は予防が大切です。花粉に接触することを極力さけるよう、外出時などは十分に注意しましょう。また、自律神経のバランスが崩れると発症しやすくなるので、十分な睡眠をとって疲れやストレスのない生活を心がけましょう。




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