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骨軟骨腫を調べる |
骨に発症する良性の骨腫瘍で、骨の表面から外へこぶのように骨が飛び出してしまいます。1つだけできる単発性骨軟骨腫と、2つ以上の骨にできる多発性骨軟骨腫があります。10歳代の子供に多く発症し、多くは腕や脚の大きく長い菅状の骨にできます。 |
骨の一部が膨らみ、骨のように硬い腫瘤ができます。最初はほとんど痛みがありませんが、大きくなると周りの軟部組織や骨を圧迫し、痛むことがあります。また、関節の動きは制限されるので、動作がスムーズではなくなる人もいます。
多発性骨軟骨腫の場合、骨が変形してしまうこともあります。通常、骨の成長が止まると、腫瘤が大きくなるのも止まります。 |
成長期の骨は、両側に軟骨組織があり、その軟骨と骨の堺に新たに骨が作られることにより長くなりますが、なんらかの理由で違うところに新たな骨を作ってしまったと考えられています。現在、はっきりしたことはまだ分かっていません。 |
X線検査で、骨のこぶが確認でき診断は確定できますが、悪性変化と区別するため、様々な検査や組織の一部をとって生検が行われることもあります。 |
骨に瘤ができていても、日常の生活に支障が無い場合は、経過観察をして特に治療は行いません。しかし、腫瘤が大きくなって痛みがあったり、関節の動きが悪くなっている場合は、手術で切除します。 |
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