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心室頻拍
(しんしつひんぱく) |
不整脈のひとつで、心室波と心房波が解離してしまい、心室派が1分間に100回以上の速さで3回以上連続しておこります。心室波の形形態により、単形型と多形型、持続様式によって持続性と非持続性に分けられます。 |
連発数が少ない時は、脈が跳ぶ感じがします。心拍数が200回を超える場合などでは、血圧が低下するため、冷や汗を伴う動悸、めまい、ふらつき、失神などをおこします。 |
心筋梗塞や拡張型心筋症など、心臓の機能が低下している病気でおこりやすくなります。また、まったく原因がなく突然心室瀕拍をおこすのは、特発性心室瀕拍と呼びます。 |
まずは心電図検査が行われます。心室瀕拍と診断されると、状態を判断するために24時間ホルター心電図、運動負荷心電図、加算平均心電図、心エコーなどが行われますが、心臓カテーテル検査や心臓電気生理学検査が行われる事もあります。 |
抗不整脈薬を内服する場合、強力なアミオダロンが使われる事が多いのですが、副作用が現れやすいので注意が必要です。また、予防のために植込み型除細動器が用いられることもあります。突発性心室瀕拍の場合、カテーテル・アブレーションが行われる事もあります。 |
健康診断などの心電図で、軽度の症状が指摘されたら、専門医の診断を受けることが必要です。 |
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