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心因性視力障害 |
目に異常がなく、はっきりした原因がないのに、視力低下や色覚異常がおこります。小学校高学年の女子に多くみられます。 |
視力低下、目の痛み、色覚異常、頭痛、チックなどがおこります。近視や遠視などの症状があるのに、メガネで矯正しても視力がでないこともあります。日常生活には問題がないのに、試験時や授業時間など特定の機会のみ見えない、という場合もあります。 |
親子関係、両親の不仲や離婚、受験、兄弟げんか、稽古事の負担、転校、いじめなど、家庭や学校環境の様々なストレスが原因となっています。特殊なケースでは、眼鏡への憧れから見えなくなり、度のないめがねをかけると見えるようになる場合もあります。 |
視力検査、屈折検査を行い、矯正視力検査を行います。それでも視力が出ない場合は、眼底検査などの精密検査を行い、目に異常がないことを確認します。また、視神経などの病気がないかどうか、瞳孔反応、視野検査、電気生理学検査、頭部X線、CT、MRIなどが行われる場合もあります。心因性と確定したら、親子で面接を行います。 |
大切なのは、子供と親や医師との信頼関係です。心因がわかっている時は、その原因を取り除きます。そして、「必ず治る」と説明し、ストレスを軽減してあげます。
小学生の患者には、度の入っていないメガネをかけさせたり、点眼薬を処方し、「次に来る時までに治っている」などと安心させる暗示療法が有効です。定期的な検査で経過観察をすることで、回復することが多いのですが、長引いたりする場合は、心療内科などとの連携が必要な場合もあります。 |
なにかしらのストレスが原因なので、普段の生活からストレスの元を見つけるようにしましょう。 |
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