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神経痛
(しんけいつう) |
なんらかの理由で、末梢神経が刺激され、1本の末梢神経の支配領域に発作性があり、繰り返す痛みがおこります。 |
短時間で治まる、鋭く激しい痛みが突然繰り返しおこります。痛みがないときに、その部位を押すと痛み、指で刺激することで、痛みを引き起こす場合があります。特定の姿勢や、せき、くしゃみでおこることもあります。
顔面の片側におこる三叉神経痛、舌の奥や喉におこる舌咽神経痛、片側の後頭部や頭頂点におこる後頭神経痛、首、肩、腕や手におこる上腕神経痛、肋間神経に沿って痛む肋間神経痛など、症状は様々です。 |
原因が不明の突発性のものと、炎症、腫瘍、変形性頚椎症、むち打ち症、帯状疱疹、椎間板ヘルニアなどはっきりと原因のわかっている症候性の物があります。 |
骨の変形から末梢神経の根元が圧迫されたり、刺激を受けて起こることが多いので、脊椎のX線撮影が行われます。骨の変化を詳しく調べるために、断層撮影やCT、MRI、造影剤を注入しての画像診断、シンチグラフィー、筋電図や末梢神経伝達速度の測定などが行われる場合もあります。
また、糖尿病など全身の疾患が疑われる場合は、血液検査や尿検査も必要となります。 |
原因がはっきりしている場合は、その治療を行いますが、痛みを抑えるために、痛みが和らぐ姿勢をたもち安静にする安静保護療法、解熱鎮痛剤や非ステロイド抗炎症薬などを使用する薬物療法、牽引やコルセットを使う理学療法、鍼灸療法、痛みの部分に麻酔薬を注入する神経ブロックなどが行われます。
椎間板ヘルニアや脊椎・脊髄に腫瘍がある場合は、手術が勧められる場合もあります。 |
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