日本の北と南で体重計の重さは違っていた!/病院雑学  血液検査は病気予防と健康チェックの基本です。 

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日本の北と南で
体重計の重さは違っていた!

  日本の北と南で体重計の重さは違っていた!


病院に行くと、脈拍と体温を測定した後に、体重計で体重測定をしますよね。


普段は体重から目を背けている人でも、この日ばかりはどうしても自分の体重と向かい合うシビアな瞬間です。


私もこの日ばかりはダイエットしようと厳粛な気持ちになります(しかしすぐに忘れてしまいますが・・・)。


さて、この体重計、日本全国どこでも同じような気がしますけど、実は地域によって微妙に設定が違っているって知ってましたか?


どうしてこのような事になるのかというと、それは日本列島の南北では重力にわずかな差があるからなのです。


重力の差は地球の自転によって起きる「遠心力」と「引力」の違いによって生じます。


例えば、北極においては地球の自転軸に近いので遠心力がゼロに近く、引力が最大になるので重力は最大になります。


逆に、赤道では遠心力が最大になり、引力は最小になるので重力は一番小さくなります。


つまり、同じ物体でも北極で計るのと、赤道で計るのとでは重さが微妙に異なってくるという事なのです。


日本列島は南北で長いので、日本の北と南では百グラム単位で重さの違いが出てきます。


これでは、正確にモノの重さを計る必要のある体重計では困った事になるので、重力に合わせて計りを調整します。


ちなみみに日本で販売されているヘルスメーターは3種類で、北海道、沖縄、中間用が存在します。


さらに病院の場合には3種類どころではなく、さらに細かく重力ごとに規定されているそうです。


同じポイントにいるのならば、より高い位置にいる方が重力は小さくなります。


富士山の頂上と地面でも重力は変わってきますが、それは実感できる程には大きくはないです。


とはいえ、よっぽどのことでも無い限り、この百グラム単位の誤差は気にする必要はありません。


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結果についての注意事項

基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。


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